2018年07月09日
三百年を前提に設計・建築 光雲荘 松下幸之助氏私邸
松下幸之助は、1937年に西宮市に私邸を竣工、光雲荘と呼ばれ、
2008年に枚方市に移築、現在も研修施設として現役である。
建築に当たり、松下氏は「・・・三百年はもたしたい。・・・・・
前提として、その設計を依頼・・・・・・三百年も先には、おそらく松下家と
関係ない人が所有・・・・・・経済的には少し高くついたけれど、・・・
この住まいを建てたわけである」と1962年の日経新聞に書いている。
建物として役目を果たすことを前提に建築され、維持管理され、
建築趣旨を受け継ぎ今も現役で活躍されている光雲荘は幸せです。
現在、立派に役目をはたしている築20年~50年で建て替えられていく
建築物を見る度に「何とかならなかったのか」と思わずにはいられません。

写真は日建設計HPより
2008年に枚方市に移築、現在も研修施設として現役である。
建築に当たり、松下氏は「・・・三百年はもたしたい。・・・・・
前提として、その設計を依頼・・・・・・三百年も先には、おそらく松下家と
関係ない人が所有・・・・・・経済的には少し高くついたけれど、・・・
この住まいを建てたわけである」と1962年の日経新聞に書いている。
建物として役目を果たすことを前提に建築され、維持管理され、
建築趣旨を受け継ぎ今も現役で活躍されている光雲荘は幸せです。
現在、立派に役目をはたしている築20年~50年で建て替えられていく
建築物を見る度に「何とかならなかったのか」と思わずにはいられません。

写真は日建設計HPより