地震と住宅の安全を考える 3 地震被害の原因
今回の熊本地震で残念なことですが、昭和56年6月以降の
新耐震で建築された住宅に被害が出ています。
特に2000年の建築基準法改訂までの間に建築された住宅は
以前から「ちょっと大丈夫かな?」と言う声がありました。
(この詳しいことは改めてお送りしますが、)
地震被害の怖いところは、建物の性能や設計、施工の他に
原因がある場合が、怖いところであり、難しいところです。
建物以外の原因の最大は地盤で、地震の揺れ方も影響が大きいです。
今回も 一回目の4/14の震度7(益城町)では、軽微な被害だった住宅が
二日後の4/16の本震 震度7で倒壊した住宅が何棟もありました。